エロティックとか
インターネットを始めたばかりの頃、ひたすら海外のゲイサイトから男性ヌード、ゲイ関係の写真を集めていた。
ちょうど腐り始めた時期でもあり、暇さえあればやっていた。
多かれ少なかれ、性衝動を感じる年齢であれば、そういう行為に走る馬鹿な時期があると思う。
オレの場合、異性愛嗜好で腐っているから、そういう写真にエロスを感じるが、感性は人それぞれである。
したがって、オレが集めたような写真を心底嫌悪する人がいて当然だし、笑えるシロモノと感じる人、気持ち悪いと思う人、何とも思わない人だっているだろう。
ただし、倫理的に問題がある、と断じる輩をオレは好かない。
それを「法的に規制」するのはおかしいとオレは考えている。
時々、性器が映った映像やそれらを描写した絵が猥褻物ということで違法なものだとして論じられることがある。
オレも、子供を性的対象とした物は取り締まるべきだと考える。
本来ならば本物の子供を使った物でなければ(モデルは不可)問題は無いと思うのだが、世の中には絵やストーリーマンガの内容を実地に試して良いと脳内変換する馬鹿がいるから、取り締まらざるをえない。
何をぐだぐだ書いているかというと、オレは男性ヌード写真集を持っているのである。
普通に日本の書店で市販されていた物を店頭で買った。
また、露骨な性描写のあるコミックも買った。
どちらも輸入物である。
この手の物は、文章が読めなくても問題はない。
どちらもゲイを対象とした物だと思う。
ここに写真や絵の一部を公開すれば、間違いなく「問題あり」と通報されるレベルである。
男性器を全く隠していないからだ。もちろん、コミックの方は露骨な性描写もある。
ただ、オレはどちらにもエロスは感じなかった。
写真集の方は、おそらくエロスを目的に撮られた某国の過去の写真(モノクロだしポーズが古い)について解説した物だと思う。
解説が英文なので読む気がしない。
もう片方は海外のゲイコミックで、文章は全く分からないが(英文ではなかったような気がする)、ほぼストーリーは分かる。
ようするに「やりまくる」だけの馬鹿げた内容のマンガだ。
主人公が髭面のマッチョマンで如何にも「ザ・ゲイ」という風貌なのも笑える。
繰り返すが、これらは普通の書店の店頭で購入できた。「成人対象」でもない。
オレは購入できたことは「普通」だと思っている。
目的を誤って購入した人には悲劇(喜劇かも)だろうけれど。
オレが言いたいのは、こういうものが普通に表現できて、普通に購入できることが「普通」なのではないか、ということだ。
「芸術か、猥褻か」などという論議、「表現の自由」などという論議はどうてもいい。
人はエロスを欲している。それが自然だ。
性を禁忌にしてどうするのか?隠匿してどうするか?
堂々と論じ、子供には危険性とともに正しい知識を教えるべきだ。
日本には春画という伝統があった。
もっとおおらかで開けた文化だったはずなのに。
それとも、「違法」にしておいた方が金になる勢力が絡んでいるのだろうか?
「正しい」ヒステリー程度の問題なのだと思いたいが。
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