やっぱり蕎麦が好き!
オレはメンクイである。
面食いだし、麺食いなの。
面食い、については、「好きな面にも色々あるのよ!」という思いがある。
でも、麺食いについては、一般的なメンクイである。
蕎麦もうどんもラーメンもパスタも好きだ。
もちろん焼きそば、焼きビーフン、フォーも好き。
固焼き蕎麦、五目焼きそば、ソース焼きそば、塩焼きそば、焼きそば系にも色々ある。
辛いものがあまり得手ではないので、辛さを売りにしている麺料理はダメだと思うが、それでも麺なわけで、手を出してしまうだろう。
で、麺料理の中で1番好きなのは何かといえば、蕎麦だと思う。
うどんも好きだけど。
蕎麦はね、この店は苦手だなあ、と思ってしまうくらいの好きさなのだ。
うどんはね、ここのうどんもありよね、というくらい受け入れられる幅が広い。
しかし、蕎麦に関しては、これは自分的にはちょっとなあ、と思ってしまうくらいに幅が狭くなっている。
好みにうるささが出てしまっているくらい、蕎麦は好きなのだ。
自分で乾麺を茹でる時にも、硬すぎ、茹ですぎ、が出てしまう。
生麺を買ってきて茹でると、なかなか上手くいかない。
乾麺の方がまだマシ、というのは、オレの腕の問題だろう。
乾麺でも、蕎麦粉100%というヤツを時々買うのだが、上手く茹でられたためしがない。
なんかね、舌触りがざらざらするのだ。
蕎麦湯は美味しいんだけどな........
オレの行動範囲内にある蕎麦屋にも色々あって、以前は就労移行支援センター近くにあった蕎麦屋が好きだった。
少し遠いので、今のオレが行くことはほとんどない。
電車賃がかかるんだもん(涙)
今のオレの中のダントツは、通勤経路の乗換駅の駅ビルにある蕎麦屋。
チェーン店なので、同じ系列の蕎麦屋が自宅最寄り駅にもあるのだが、その店の蕎麦はあの店の蕎麦よりも落ちる。
他の系列の蕎麦屋はね........ここも店によって違いがあるように思う。
以前のオレの行動圏内も含めて4件あるんだが、やはり、1番美味いと思ったのが1つだけ。
チェーン店で味にばらつきがあるのは、何故だろうか?
それだけ蕎麦という食べ物には微妙な調理加減が必要なのだろう。
オレは、蕎麦は断然ざる蕎麦、盛り蕎麦なんだけど、ある店でだけは温かい蕎麦を食べる。
そこの蕎麦は温かい汁でも蕎麦の味が損なわれず、舌触りも良く、何よりも添えられた柚子の皮の香りが合っていて好きなのだ。
天ざる蕎麦を食べたこともあるのだが、そちらは普通だった。
オレの自宅では大晦日の昼食に汁蕎麦を食べる習慣がある。
これは、実家が商家だった母の習慣らしい。
家族だけでなく、大勢の店員も一緒に食事をしていたため、食事は大家族仕様だったそうだ。
肉豆腐は挽肉で作るとか(細切れ肉だと、肉の奪い合いになる)。
昼に汁蕎麦を食べ、夜は事前に大鍋に用意ができる豚汁、というのが決まりになっている。
大晦日の台所はオレの貸切になる。
朝から大鍋で3種類の出汁を引き、正月料理を作る。
昼の蕎麦は、鶏蕎麦と決まっていて、甘汁は正月料理の出汁を取った昆布、花かつおを使った本格的な二番出汁。
きちんと濃いめの出汁を取った甘汁は、やはり旨くできる。
蕎麦は、普段は使わない大きなおでん鍋を使う。
これだけで蕎麦の茹で上がり加減がだいぶ違う。
普段は普通の鍋を使っているからなあ(鍋を洗う手間の問題)。
この時に作る蕎麦は、普通の干蕎麦を使うが、ちゃんと美味い。
やはり、丁寧に茹で、丁寧に汁を作った蕎麦は美味いのだなあ、と思う。
だからだろう、蕎麦屋で食べる蕎麦には、オレが作る以上の味を求めるのだ。
今日の昼食は蕎麦と決めている。
そこそこの味の蕎麦屋である。
電車に乗って食べに行くほどの気合と根性は、オレにはないんだよなあ。
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