卵料理の難しさ

卵料理というと、卵焼き、出汁巻き卵、オムレツ、目玉焼き、卵とじ、スクランブルエッグ、炒り卵、茶わん蒸し、プリン、キッシュ、等々、色々ある。

オレはどれも好きだ。

そして、うるさい。

茶わん蒸しやプリンなどの蒸し物は、火加減が難しい。

他の卵料理も火加減が大切。

オレは断固として半熟卵派である。

卵かけご飯は生卵だけど。

味は薄めでないといけない。

甘い卵焼きは、オレ的にはナシ。

出汁巻き卵でなければならないし、出汁の味がしっかりした、ふんわりした物が望ましい。

正月料理に作るけれど、その時は醤油を入れて味をしっかりつけるが。

亡父が卵かけご飯が大好きだった。

ただ、オレ的には許せなかった。

なぜならば、卵に大量の醤油を入れるので、オレには「醤油かけご飯」にしか見えなかったからだ。

炊き立て熱々のご飯に、少量の醤油を加えた卵液をかけ、少し半熟状になったところを食すのがオレには好ましい。

オレはモーニングで卵料理を頼む際には、スクランブルエッグにする。

茹で卵と目玉焼きは、オレ好みでない可能性が高いからだ。

朝から、白身の周囲が茶色くなったり、ぼこぼこの泡が固まっている目玉焼きを出されたら、その日一日が真っ暗なる気がする。

茹で卵は、少しでも茹ですぎるとイオウ臭いと思ってしまう。

白身も黄身も半熟か、白身はぎりぎり固まっていて、黄身がまだ濃いオレンジ色で少しトロリとしていないといけない。

オムライスはオレの天敵だ。

そもそもトマトケチャップがあまり好きではない。

オムライスの上に、よく焼かれた薄焼き卵が載っていたりするとげんなりする。

自分で厚めの薄焼き卵を作ってみようとしたが、挫折した。

「つややかな黄色の薄焼き卵」という表現は、オレには不味そうに思える。

よく焼いた卵が美味しい時もある。

スパニッシュオムレツやキッシュはそう。


このようにグダグダと書いているが、オレは卵料理を上手く作れない。

何とかオムレツは自分好みに焼けるし、目玉焼きも作れる。

ふんわりした出汁巻き卵は焼けない。

茹で卵は勘所が掴めていない。

卵とじは、どうしても固くなってしまう。

かきたま汁は、まあ、何とかなるかな。

親子丼は...............上手く作れたことがない..................

毎日親子丼を作り続けたら、上手くできるようになるだろうか?

1週間くらいやってみたいと思ったりするのである。

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