夢の話

「Dream comes true」のような話ではなく、寝ている時に見る夢の話である。

そもそも、起きた時に覚えているような夢を見ている時の眠りは浅い。

眠りの質としては良くない。

したがって、夢を見た時は気分が悪いことが多い。

気持ちの良い夢というものもあるのだろうが、目覚めの悪さとセットになっているため、オレにとってなべて夢という物は良くないものである。

なぜ、こんなことを書いているかというと、今日見た夢が妙だったからだ。

オレは大学生の頃まで男と間違われた。

スレンダーなわけではない。

色気のない、ぶかっとした体形が隠れるような服を着ていて、しかもブラジャーを着けるのが大嫌いだったから、パッと見では男女の区別が付かなかったのだろう。

当時はスカートよりもぶかっとしたジーパンを履いていたし。

今は、どこからどう見ても「デブなおばさん」だから、男に間違われることはない。

さて、今朝見た夢の話だ。

どういう内容だったかは、さっぱり覚えていない。

覚えていないが、1カ所かで覚えている。

誰かと一緒にいて、そこに誰かが来た。

後から来た相手は見知った顔ではなかったと思う。

その人から何かを言われた。

オレのことを男だと間違えた内容だった(詳しいことは覚えていない)。

そこで、オレはちょっと誇らしくなった。

そうか、今のオレでも男に間違われることがあるのだ、と。

オレは中性的な外見に憧れている部分がある。

しかし、少しは腹も立った。

そこで、オレはこう要った。

「オレは男だ!」

..............言った途端に間違えたことに気づいた。

しかし、なぜそんな風に言ってしまったのか、勢いというものは恐ろしいものだと思った。

そして、そこで目が覚めた。


パッと見でカッコいい男性に見えたらいいな、と思わないでもないが、この年齢になると「男と間違われる」というのは「むさくるしい」「カッコ悪い」ということである。

カッコいい男性に間違われるというのは、若さの特権なのだな、と思ってしまった日曜日の朝である。

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